Switch2にSDカードは必要か?予約は必要?
Switch2のSDカードでおすすめは?Amazonで購入できる?
Switch2のSDカードで容量はどれがいい?
Switch2にSDカードは必要かどうかを判断するには、プレイスタイルによりますが、多くの人は実質必須となります。
とくにダウンロード版のゲームを中心に遊ぶ場合、内蔵ストレージだけでは容量が足りず、microSD Expressカードの追加購入が前提となります。
予約・抽選販売だった任天堂ライセンスモデル(Samsung・SanDisk)もAmazonで安定して購入でき、転売対策により価格も落ち着いています。
メルカリなどでは規格違いや高額出品のリスクもあるため、公式や信頼できるメーカーの製品を正規ルートで購入するのが安全です。
この記事では、Switch2におすすめのmicroSD Expressカードや価格・容量など選び方について詳しく解説します。

※楽天市場・Yahoo!ショッピングでの取り扱いなし

Switch2にSDカードは必要か?
Switch2にSDカードは必要かという問いに対して、結論は「ほぼ必須」です。
Switch2本体の内蔵ストレージは256GBですが、システム領域を除くと実際に使えるのは200GB前後とされており、決して余裕があるとは言えません。
近年のゲームは容量が増加傾向にあり、『ドラクエXオフライン』は20GB超、『ゼルダの伝説 ティアキン』は16GB以上を占めます。
今後のSwitch2向けソフトは1本で30GBに達する可能性もあるため、4〜5本で容量が埋まる計算です。
任天堂もmicroSD Expressスロットを標準搭載しており、拡張前提の仕様であることが分かります。
ダウンロード版を中心に遊ぶ方や追加コンテンツを多く使う方にとって、SDカードなしでの運用は現実的ではありません。
Switch2のSDカードは「microSD Express」のみ対応
Switch2で使用できるSDカードは、「microSD Expressカード」のみです。
「microSD Express」は読み出し・書き込み速度が大幅に向上した新規格で、最大転送速度は985MB/sとされています。
これにより、ゲームの起動やデータの読み込みがよりスムーズになります。
注意すべきは、従来のSwitchで使っていたmicroSDカード(microSDHC/XCなど)は、Switch2に差し込んでもダウンロードソフトの保存や起動には使用できないという点です。
差し込み自体は可能ですが、非対応のため事実上使えません。
また、初めてmicroSD Expressカードを使う際は、本体のインターネット接続と更新が必要になり、対応容量は最大2TBまでとされています。
「microSD Expressカード」の見分け方

Switch2で使えるmicroSDカードは、「microSD Express」規格に対応した製品のみです。
そのため購入時には、対応製品かどうかを見分けるポイントを正確に理解しておく必要があり、microSD Expressカードは次の2つのマークが表示されています。
- 「microSD」ロゴ
- 「EX」ロゴ
これらのマークがカード本体またはパッケージに印字されていることが、Switch2対応製品を見分ける最大のポイントです。
microSD Expressカードには、「microSD」+「EX」のロゴが目印として表示されており、これがない製品はSwitch2では使用できません。
従来のSwitchで使用していたmicroSDカード(EXマークがないもの)は、Switch2に差してもダウンロードソフトを保存・起動することはできないので注意。

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Switch2で使えるおすすめのmicroSD Expressカード
Switch2に対応したmicroSD Expressカードは、任天堂公式ライセンスを取得した製品のほか、Switch2対応を明記した製品も登場しています。
なかでもSamsungとSanDiskの2製品は公式ライセンス品であり、価格・信頼性ともに安定しているため最も安心して選べます。
一方で、Nextorageやバッファローなどはライセンスは取得していないものの、EXロゴとSwitch2対応表記が確認されており、価格や容量の選択肢が広いのが特長です。
製品名 | 価格(税込) | 容量 | 任天堂ライセンス | Switch2対応表記 | EXロゴ |
---|---|---|---|---|---|
Samsung microSD Express Card for Nintendo Switch 2 | 6980円 | 256GB | あり | あり | あり |
SanDisk microSD Express Card for Nintendo Switch 2 | 6,980円 | 256GB | あり | あり | あり |
Nextorage microSD Express Card Gシリーズ EX | 7,480円〜9,980円 | 128GB・256GB ※512GB・1TBは今秋発売予定 | なし | あり | あり |
バッファロー microSD Express Card | 5,980円〜9,980円 | 128GB・256GB | なし | あり | あり |
GIGASTONE microSD Express Card | 10,990円〜17,990円 | 128GB・256GB | なし | あり | あり |
ただし、GIGASTONEのように価格が高額な製品も存在するため、購入前にスペックや実売価格をよく確認することが重要です。
ここからは、それぞれの製品について詳しく解説していきます。
Samsung microSD Express Card 256GB for Nintendo Switch 2
基本情報 | 詳細 |
---|---|
価格(税込) | 6,980円 |
容量 | 256GB |
任天堂ライセンス | あり |
Switch2対応表記 | あり |
EXロゴ | あり |
「Samsung microSD Express Card 256GB for Nintendo Switch 2」は、任天堂の公式ライセンスを取得したSwitch2対応microSD Expressカードです。
同じライセンス品であるSanDiskと価格は同じですが、2025年7月時点のAmazon販売実績では、Samsungが8000点以上、SanDiskが2000点以上と、Samsungの方が圧倒的に選ばれている状況です。
ユーザーからの支持の高さが明確に示されており、流通量が多く、在庫も安定していることから、初めてSwitch2用のmicroSD Expressカードを選ぶ場合において、最も選ばれている定番モデルのひとつです。

SanDisk microSD Express Card 256GB for Nintendo Switch 2
基本情報 | 詳細 |
---|---|
価格(税込) | 6,980円 |
容量 | 256GB |
任天堂ライセンス | あり |
Switch2対応表記 | あり |
EXロゴ | あり |
SanDisk microSD Express Card for Nintendo Switch 2は、任天堂公式ライセンスを取得した製品で、Switch2に正式対応しています。
2025年7月時点のAmazon販売数は過去1か月で2000点以上と、Samsungの8000点以上に比べて控えめな数字です。
ただしSanDiskは、初代Switchや有機ELモデルでもライセンスカードを提供してきた実績があり、Switchユーザーにとっては馴染みのあるブランドです。
これまでSanDisk製カードで不具合がなかったユーザーや、長期的な実績に基づく信頼性を重視する人にとっては、変わらず有力な選択肢といえます。

Nextorage microSD Express Card Gシリーズ EX
基本情報 | 詳細 |
---|---|
価格(税込) | 7,480円〜9,980円 |
容量 | 128GB・256GB ※512GB・1TBは今秋発売予定 |
任天堂ライセンス | なし |
Switch2対応表記 | あり |
EXロゴ | あり |
NextorageのGシリーズ EXは、Switch2での動作確認済と明記されたmicroSD Expressカードです。
最大読み出し速度810MB/s、防水・耐衝撃など10項目の耐久性能を備えており、数値スペックが明示されている点が特徴です。
これは、公式ライセンス品のSamsungやSanDiskには記載されていない要素であり、性能を重視するユーザーにとっては比較の判断材料になります。
容量は128GB・256GBに加え、今秋には512GB・1TBも発売予定で、元ソニー系メーカーによる開発という点でも信頼性が高く、高速かつ安定した環境を求めるユーザーに適した選択肢です。

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バッファロー SD Express対応microSDカード
基本情報 | 詳細 |
---|---|
価格(税込) | 5,980円〜9,980円 |
容量 | 128GB・256GB |
任天堂ライセンス | なし |
Switch2対応表記 | あり |
EXロゴ | あり |
バッファローのRMSD-EXA/Nシリーズは、読み込み速度890MB/s・書き込み最大750MB/s(256GBモデル)の高速転送に対応した、Switch2動作確認済のmicroSD Expressカードです。
防水(IPX7)・耐X線・耐温度・UHSスピードクラス3・ビデオスピードクラスV30にも準拠しており、撮影・録画用途にも適しています。
任天堂ライセンスは未取得ながら、パッケージにSwitch2対応とEXロゴが明記されており、信頼できる国内メーカー製という点も安心材料です。
大容量データを扱うユーザーや、価格と性能のバランスを重視する方に向いた選択肢です。

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GIGASTONE microSD Express Card
基本情報 | 詳細 |
---|---|
価格(税込) | 10,990円〜17,990円 |
容量 | 128GB・256GB |
任天堂ライセンス | なし |
Switch2対応表記 | あり |
EXロゴ | あり |
GIGASTONEのmicroSD Expressカードは、Switch2対応マークとEXロゴの表示がある製品ですが、任天堂ライセンスは取得しておらず、転送速度や耐久性能などのスペックは公表されていません。
価格は128GBで10,990円、256GBで最大17,990円と割高ですが、その理由のひとつがSD変換アダプターとUSB 3.2 Type-C対応カードリーダーが付属している点です。
これにより、PCやカメラなどmicroSDスロットのない機器でもデータのやり取りが可能となり、Switch2以外でも幅広く活用できます。
ただし、スペックや耐久試験の情報が出揃っていないため、Switch2用としては信頼性重視のユーザーにはやや不安が残る選択肢です。

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Switch2で使うmicroSD Expressの選び方
Switch2に使えるmicroSD Expressカードは、規格が統一されている一方で、ライセンス有無・転送速度・対応容量・価格など、製品ごとの仕様には大きな差があります。
たとえば、任天堂公式ライセンス品であれば動作保証があり安心ですが、選択肢はSamsungとSanDiskの2種類しかありません。
一方、ライセンスのない製品でも転送速度や耐久性能で優れるモデルが存在します。
また、同じ容量でも価格帯は同じ256GBでも5,000円台〜9,980円程度まで幅があります。
この章では、Switch2向けに失敗しないカードを選ぶための3つの視点を解説します。
microSD Express Cardの信頼性(公式や動作確認)で選ぶ
Switch2に対応したmicroSD Expressカードは、すべての製品が同等の信頼性を持つわけではありません。
特に重要なのが「任天堂公式ライセンスの有無」と「Switch2での動作確認済みかどうか」です。
ライセンス取得済み製品は任天堂が動作を保証しており、エラーや相性問題のリスクが極めて低いのが特長です。
また、ライセンスがない製品でも、メーカーが明確に「Switch2動作確認済」としているものは比較的安心して使用できます。
逆に、対応表記や動作確認の記載が一切ない製品は避けるのが無難です。
microSD Express Cardの容量で選ぶ
Switch2の本体ストレージは約256GBですが、システム領域を除くと実際に使えるのは約200GB未満です。
DL版のゲームは1本あたり20GB〜30GB以上になることも多く、複数タイトルを並行してプレイする場合は、すぐに容量が足りなくなります。
microSD Expressカードは128GB・256GB・512GB・1TBの4種類が展開されており、DL版を中心に遊ぶユーザーは少なくとも256GB以上を選ぶのが無難です。
大容量タイトルを継続的にプレイしたい人や、なるべく入れ替えずに保管したい人には512GB〜1TBが適しています。
パッケージ版中心でもさまざまなソフトを遊ぶ人であれば、容量の増設をしておくのがおすすめです。
microSD Express Cardの価格で選ぶ
Switch2対応のmicroSD Expressカードは、128GBで6,000〜7,500円前後、256GBで1万円未満が現在の一般的な価格帯です。
中でも任天堂公式ライセンスのSamsung・SanDisk製は、256GBで6,980円と特にコスパに優れています。
512GBと1TBは現時点で未発売ですが、Nextorageが今秋発売予定であると公式に発表しています。
価格だけでなく、転送速度や耐久性など性能面を重視するなら、スペックが明示されているNextorageやバッファロー製も有力な選択肢です。
信頼性と価格のバランスを取るなら、公式ライセンスモデルを軸に選ぶのが安心です。

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Switch2用にmicroSD Expressを購入するの注意点
Switch2で使えるmicroSD Expressカードは、選ぶ製品や購入先によって価格や信頼性に大きな差があります。
たとえば、任天堂ライセンス付きモデルは価格が安定している一方で、非ライセンス製品やフリマアプリ経由では相場より高く出品されるケースも。
また、中にはSwitch2に対応しない旧規格やジャンク品が紛れている可能性もあるため注意が必要です。
以下では、こうした購入時の注意点について具体的に見ていきます。
転売対策で公式以外の「microSD Express」が価格が高い
Switch2本体とは異なり、任天堂はライセンス付きmicroSD Expressカード(Samsung・SanDisk製)について転売対策を講じています。
具体的には、256GBモデルを6,980円という価格で安定供給しており、Amazonや量販店でも大きな価格変動がありません。
一方、Nextorageやバッファローなどの非ライセンス製品は自由価格で販売されており、需要の影響を受けて価格が高くなる傾向があります。
さらに、microSD Express自体が高速・高性能な規格であるため、従来のmicroSDカードと比べて価格が高いのは仕様上当然です。
価格を見る際は、転売ではなくスペックや供給体制の違いであることを理解することが大切です。
メルカリなどの個人間売買はリスクがある
Switch2対応をうたっていても、実際にはmicroSD Expressカードではなかったり、ジャンク品だったりする出品が個人間取引で見られる可能性があります。
とくにメルカリなどでは、通常のmicroSDカードをSwitch2用と偽って販売していたり、規格や容量に誤表記があるケースも少なくありません。
また、転売ヤーによって価格が公式よりも高く設定されている場合もあります。
こうしたリスクを避けたい場合は、あえて個人出品を吟味するより、公式ライセンス品や信頼性の高いメーカー製を選ぶ方が現実的です。

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Switch2とSDカードのまとめ
Switch2を快適に使うには、microSD Expressカード購入が事実上の必須です。
内蔵ストレージは256GBあるものの、ダウンロードソフトや追加コンテンツを多く使う場合、すぐに容量が不足します。
対応カードはmicroSD Express規格のみで、旧来のmicroSDは非対応であり、任天堂公式ライセンスを取得したSamsung・SanDisk製は、過去に予約・抽選販売だった人気モデルですが、現在はAmazonなどで6,980円前後で購入可能。
一方、Nextorageは今秋に512GB・1TBモデルの発売を予定しており、高速性能を求めるユーザーには注目の選択肢です。
GIGASTONEやバッファローのような非ライセンス製もありますが、スペックや価格に差があるため注意が必要です。
また、メルカリなどではmicroSD Expressではない通常規格やジャンク品がSwitch2対応として出品されている例もあるため、購入は信頼できるメーカー製品を正規ルートで選ぶのが安心です。

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