PS5のレストモードとは?電源オフとどっちがいい?
PS5のレストモードは壊れる?寿命は?電気代は?
レストモードのやり方や解除方法が知りたい
PS5のレストモードは、シャットダウンせずに、低電力状態にする機能のことです。
やり方はコントローラーのPSボタンを押し、画面が表示されたら「レストモード」を選択すれば可能です。
解除方法に関しても、PSボタンを押すだけで解除されます。
なお、PS5を使わないときは、「レストモード」と「電源オフ」を目的に応じて使い分けるのがベストです。
- 短時間ゲームを中断する
- ゲームやアップデートのダウンロード中にプレイしたい
- コントローラーや周辺機器を充電したい
- 頻繁にPS5を使用する
今回は、PS5でレストモード中にコントローラーを充電する方法や寿命について詳しく解説していきます。
記事では、PS5でレストモードにするメリット・デメリットなどもまとめているので参考にしてください。
PS5のレストモードとは?
PS5のレストモードは、本体を完全にシャットダウンせず、低電力状態で待機させる機能です。
このモードでは、ゲームの進行状況を保存したまま中断し、次回起動時にすぐ再開できる特徴があり、バックグラウンドでのゲームやシステムアップデート、コントローラーの充電も可能です。
頻繁にゲームをプレイする人にとって便利な機能ですが、完全に電源を切る機能ではありません。
レストモードでは、電力をわずかに消費していることから、電気代が余計にかかってしまうため長時間プレイしない時は電源をオフにするのがおすすめです。
その他、レストモード中に停電が起きると、システムやデータが破損するリスクがあるため注意してください。
レストモードは、リスクや注意点はあるものの、電源オン・オフの手間を省いて、効率的にPS5を活用するための重要な機能といえます。
レストモードのやり方
PS5をレストモードにする手順は以下の通りです。
コントローラーの中央にある「PSボタン」を押して、クイックメニューを開きます。
画面下部にある「電源」アイコンを選択。
表示される選択肢から「レストモードにする」を選択すると、PS5が低電力モードに移行します。
レストモード中にUSBポートから充電やアップデートを行う場合は、事前に設定メニューで「レストモード中に機能を有効化」をオンにしておく必要があります。
レストモードの解除方法
レストモードの解除方法には以下の2種類があります。
- 本体の電源ボタンを押す
- コントローラーのPSボタンを押す
PS5本体前面にある電源ボタンを短く1回押すと、レストモードが解除され、通常の起動状態に戻ります。
また、コントローラーの中央にあるPSボタンを押すことで、PS5がレストモードから復帰します。
レストモード解除時に、大型アップデート中やシステム作業中の場合、復帰に少し時間がかかることがあるため、電源を無理に切らないようにしてください。
本体のオレンジ色のランプが消えると、完全にレストモードが解除された状態となります。
PS5でレストモード中にコントローラーを充電する方法
PS5のレストモード中にコントローラーを充電する手順は以下の通りです。
PS5本体の前面または背面にあるUSBポートに、コントローラーを充電ケーブルで接続します。
純正のUSBケーブルを使用することをおすすめします。
まず、PS5の「設定」メニューを開きます。
「システム」→「省電力設定」→「レストモード中の機能を設定」を選択します。
「USBポートへの電力供給」を「常に」に設定します。
この設定が有効になっていない場合、レストモード中に充電が行われません。
レストモードに切り替えると、コントローラーの充電が開始されます。
PS5本体のランプがオレンジ色に点灯している間は、充電が行われている状態です。
PS5のコントローラーは「アダプティブ充電機能」を備えており、過充電を防ぎ、バッテリー寿命を延ばす設計になっています。
電力供給の設定が「切」になっている場合、レストモード中に充電が行われないため、こちらも設定を確認しておいてください。
PS5はレストモードと電源オフのどっちがいい?
PS5を使わないときは、「レストモード」と「電源オフ」を目的に応じて使い分けるのがベストです。
レストモードは低電力状態で待機し、ゲームの再開やアップデートがスムーズに行える特徴があります。
一方、電源オフは完全に電力を断つため、長期間使用しない場合や電力トラブルのリスクがある場合に適しています。
次のセクションで、それぞれがおすすめなシーンを具体的に解説します。
レストモードがおすすめなシーン
レストモードがおすすめなシーンは以下の通りです。
- 短時間ゲームを中断する
- ゲームやアップデートのダウンロード中にプレイしたい
- コントローラーや周辺機器を充電したい
- 頻繁にPS5を使用する
ゲームやアプリを中断したまま保存できるため、次回の起動時に素早く再開したい場合に便利です。
大容量データのダウンロードやアップデートをバックグラウンドで進めるのにも適しており、プレイしない時間を有効活用できます。
また、レストモード中にコントローラーやヘッドセットの充電ができるので、USBポートの設定を「常に」にしておくと安心です。
PS5をほぼ毎日使用する場合、電源オンオフの手間が省けるため効率的です。
電源オフがおすすめなシーン
電源オフがおすすめなシーンは以下の通りです。
- 長期間使用しないとき
- 停電や雷のリスクがある場合
- 本体をリフレッシュしたいとき
旅行や出張など、数日以上PS5を使用しない場合は、完全に電源をオフにしておく方が電力を節約できます。
停電時にレストモードだとデータ破損のリスクがあるため、雷が多い地域では電源をオフにして保護タップを使用すると安心です。
また、システムの不具合や動作の遅延が発生した場合は、完全に電源をオフにしてリフレッシュするのがおすすめです。
PS5のレストモードは使い方次第で寿命に影響する
PS5のレストモード自体が本体の寿命を大幅に縮めることはありませんが、使い方や環境によっては、間接的に寿命に影響を与える可能性があります。
例えば、レストモード中は本体が完全に停止しているわけではなく、ストレージやネットワーク機能が動作しています。
そのため、熱がこもりやすい環境や通気性の悪い場所に設置されていると、長時間の使用で部品が劣化する恐れがあります。
また、停電や雷による電力トラブルが発生した場合、データ破損やシステムへの負担が寿命に影響を及ぼす可能性も否定できません。
一方で、レストモードを正しく利用すれば、頻繁な電源オンオフによる突入電流(起動時に大きな負荷がかかる現象)を防ぐことができます。
これにより、電源ユニットや内部回路への負担を軽減でき、結果的に寿命を延ばす効果が期待できます。
レストモードは使い方次第でPS5を効率的かつ安全に活用できる便利な機能です。
PS5でレストモードにするデメリット
PS5のレストモードは便利な機能ですが、利用する際にはいくつかのデメリットも考慮する必要があります。
特に、停電や電力トラブルが起きた場合のリスクや、電源オフに比べて電力を消費する点には注意してください。
また、使用環境や時間によっては、本体に熱が蓄積したり、システムトラブルが発生する可能性もあります。
以下では、それぞれのデメリットについて詳しく解説します。
- 停電時にデータ破損のリスクがある
- 電源オフに比べて電気代が高くなる
- 長時間使用で熱が蓄積する可能性
- システムトラブルが発生するケースも
停電時にデータ破損のリスクがある
PS5のレストモードはゲームの途中からすぐ再開できる便利な機能ですが、停電時にはデータ破損のリスクがあります。
特にシステム更新中やゲームのセーブ中に停電が発生すると、データが壊れたり進行状況が失われたりする可能性が高いです。
これは、レストモードが電源供給を前提にした動作をしているため、この問題を防ぐには、無停電電源装置(UPS)の導入が効果的です。
また、停電が多い地域では、重要なデータをクラウドにバックアップしておくこともひとつの対策になります。
レストモードを使用する際は、こうしたリスクを把握した上で活用するのがおすすめです。
電源オフに比べて電気代が高くなる
PS5のレストモードは利便性が高い一方で、電源を完全にオフにする場合と比較して電気代が高くなる傾向があります。
レストモード中は一部の機能が稼働し続けるため、待機電力が必要となります。
例えば、自動アップデートやコントローラーの充電が行われることが原因です。
電気料金の負担を抑えたい場合は、使用後に電源を完全にオフにする方法を検討すると良いです。
また、設定でレストモード中の機能を制限することで、消費電力を減らすことも可能です。
長時間使用で熱が蓄積する可能性
PS5のレストモードを長時間使用すると、システム内部に熱が蓄積する可能性があります。
レストモード中でも本体の一部が稼働し続けるため、完全に電源をオフにした状態に比べて冷却が不十分になる場合があります。
特に周囲の通気性が悪い環境や夏場では、この問題が顕著になることがあります。
過剰な熱の蓄積は、PS5本体のパフォーマンス低下や寿命の短縮につながる可能性があるため注意が必要です。
これを防ぐには、使用後に本体を適切に冷却したり、レストモードを適度な時間で切り替える習慣をつけたりすることが重要です。
システムトラブルが発生するケースも
PS5のレストモードは便利ですが、稀にシステムトラブルが発生するケースがあります。
具体的には、レストモードから復帰できない、動作が不安定になる、再起動が必要になるといった不具合が報告されています。
これらの問題は、ファームウェアやシステムのバグが原因となる場合が多く、特定の状況でのみ発生することもあります。
こうしたリスクを軽減するためには、PS5のシステムソフトウェアを最新の状態に保つことが大切です。
また、不具合が頻発する場合は、レストモードの利用を控え、使用後は完全に電源をオフにする選択も検討してください。
PS5でレストモードにするメリット
PS5のレストモードは、ゲーム体験をより快適にするための便利な機能です。
このモードを活用することで、ゲームの再開がスムーズになったり、バックグラウンドでのアップデートが可能になったりと、日常的な利用を効率化できます。
また、コントローラーの充電や電気代の節約といった実用的なメリットも備わっており、時間と手間を大幅に削減できます。
以下では、具体的なメリットをひとつずつ詳しく解説します。
- すぐにゲームを再開できる
- バックグラウンドでダウンロードやアップデートができる
- コントローラーのアダプティブ充電ができる
- つけっぱなしにするより電気代を節約できる
すぐにゲームを再開できる
PS5のレストモードは、ゲームを中断した状態をそのまま保持できるため、次回のプレイ時にすぐ再開できるのが最大の魅力です。
通常、ゲームを起動するときにはロード時間やタイトル画面を経る必要がありますが、レストモードを使えばその手間が省けます。
特に限られた時間でゲームを楽しみたい時や、ストーリーの続きが気になるRPGなどをプレイしている場合に重宝する機能です。
スムーズな再開が可能になることで、より快適なゲーム体験を提供してくれます。
バックグラウンドでダウンロードやアップデートができる
PS5のレストモードを利用すると、ゲームやシステムのダウンロードやアップデートをバックグラウンドで進めることができます。
これにより、プレイ中に更新作業を待つ必要がなくなり、ゲームを始める際にスムーズに楽しむことが可能です。
寝ている間や外出中にダウンロードを完了させることで、無駄な待ち時間をなくし、効率的なゲーム環境を実現します。
コントローラーのアダプティブ充電ができる
PS5のレストモードでは、DualSenseコントローラーを効率的に充電することが可能です。
この機能は、必要以上に電力を消費しないように最適化されており、過充電を防ぎながら充電を行います。
また、ゲームをプレイしていない間に充電を完了させることで、次回のプレイ時にバッテリー切れを気にせず楽しめます。
特に、長時間プレイするゲーマーにとって、こうした効率的な充電は便利で安心感を与えてくれる機能です。
つけっぱなしにするより電気代を節約できる
PS5のレストモードは、つけっぱなしにする場合と比較して消費電力を抑えることができるため、電気代の節約につながります。
レストモード中は必要最低限の機能だけが稼働しており、完全にオフにするほどではありませんが、つけっぱなしよりも効率的です。
また、アップデートやダウンロードを自動で行いながらも、電力を節約する設計になっているため、長時間使わない場合でも経済的にゲーム環境を維持できます。
環境にも優しいこの機能を上手に活用することで、快適さとコスト削減を両立できます。
PS5とレストモードのまとめ
PS5のレストモードは、本体を低電力状態で待機させる便利な機能です。
ゲームの進行状況を保存したまま中断し、次回はスムーズに再開できるほか、バックグラウンドでアップデートやダウンロードを進めることも可能です。
さらに、コントローラーを効率的に充電できるため、頻繁にプレイするユーザーにとって大変便利です。
電源オフに比べて電気代が高くなる、長時間の使用で熱が蓄積する、さらには停電時にデータ破損のリスクやシステムトラブルが発生する可能性があるなど、デメリットも存在します。
これらを防ぐには、レストモードを適切に活用することが重要で、レストモードは、ゲームを頻繁に再開する場合や短時間の休止におすすめです。
一方で、長期間PS5を使用しない場合は電源を完全にオフにする方が安全で経済的です。
特に、レストモードの使い方によっては本体の寿命にも影響を与えるため、状況に応じた使い分けが求められます。
本記事では、レストモードの基本的な使い方、解除方法、コントローラーの充電方法、メリット・デメリット、そしておすすめの利用シーンについて詳しく解説しました。
これを参考に、PS5のレストモードを効率的に活用し、快適なゲーム体験を楽しんでください。