PS5の種類はいくつあるの?新型は普通に売ってる?
旧型PS5は中古しかない?デジタルエディションとの違いは?
PS5デジタルエディションは買ってはいけない?後悔する?
現在販売されているPS5は4種類あり、PS5 Slim、PS5 デジタル・エディション、PS5 デジタル・エディション 日本語専用、PS5 Proがラインナップされています。
これらのモデルは本体サイズや性能、ディスクドライブの有無、日本語専用仕様といった違いによって役割が分かれており、どれを選ぶかで遊び方と費用感が変わります。
一方で、旧型PS5はすでに生産が終了しているため新品では入手できず、現在購入できるのは新型4種類に限られています。
今回は、現行で販売されているPS5の種類や価格・性能比較を整理したうえで、それぞれがどんな人に向いているのかを順に解説します。
現在、販売されているPS5の種類は4つ
現在購入できるPS5は4種類あり、本体サイズや性能、ディスクドライブの有無、日本語専用仕様といった明確な違いによって分類されています。
PS5は、価格帯や利用スタイル、求める性能がユーザーごとに異なり、それぞれに最適化したモデルが用意されています。
例えば、コンパクトさを重視したSlimモデル、パッケージ版を使わない人向けのデジタル・エディション、日本国内向けに最適化された日本語専用モデル、性能を強化したProモデルが販売されています。
PS5の種類を正しく理解することで、自身の遊び方や予算に合ったモデルを迷わず選べるようになるため、各モデルについて以下の章で詳しく解説していきます。
| 比較項目 | PS5 日本語専用 | PS5 デジタル・エディション | PS5 Slim | PS5 Pro |
|---|---|---|---|---|
| 商品イメージ | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
| 価格(税込) | 55,000円 | 72,980円 | 79,980円 | 119,980円 |
| ディスクドライブ | なし | なし | 内蔵 | なし |
| 対応ゲームソフト | ダウンロード版のみ | ダウンロード版のみ | パッケージ版ダウンロード版 | ダウンロード版のみ |
| ネット環境 | 必須 | 必須 | 任意 | 必須 |
| 本体保存メモリー | 825GB | 1TB | 1TB | 2TB |
| 本体サイズ(幅×高さ×奥行) | 約358mm × 96mm × 216mm | 約390mm × 92mm × 260mm | 約358mm × 96mm × 216mm | 約388mm × 89mm × 216mm |
| 解像度/フレームレート | 4K/120fps | 4K/120fps | 4K/120fps | 最大8K |
| CPU | Ryzen Zen2 8コア/12スレッド | Ryzen Zen2 8コア/12スレッド | Ryzen Zen2 8コア/12スレッド | Zen 2 8C16T 3.5–3.85 GHz |
| GPU | AMD Radeon RDNA 2-based graphics engine | AMD Radeon RDNA 2-based graphics engine | AMD Radeon RDNA 2-based graphics engine | RDNA 3 60 CU≈16.7 TFLOPs |
| レイトレーシング | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
PS5 Slim(CFI-2000A01)
| PS5 Slim(CFI-2000A01) | 詳細 |
|---|---|
| 商品イメージ | ![]() |
| 価格(税込) | 79,980円 |
| ディスクドライブ | 内蔵 |
| 対応ゲームソフト | パッケージ版ダウンロード版 |
| ネット環境 | 任意 |
| 本体保存メモリー | 1TB |
| 本体サイズ(幅×高さ×奥行) | 約358mm × 96mm × 216mm |
| 解像度/フレームレート | 4K/120fps |
| CPU | Ryzen Zen2 8コア/12スレッド |
| GPU | AMD Radeon RDNA 2-based graphics engine |
| レイトレーシング | 対応 |
PS5 Slim(CFI-2000A01)は、旧型よりも本体サイズがわずかに小さく、内蔵ストレージが1TBへ拡張された現行の標準モデルです。
ディスクドライブを搭載しているため、パッケージ版とダウンロード版の両方に対応し、ゲームだけでなくDVDやBlu-rayの再生も行えます。
価格は他モデルよりやや高いものの、機能制限が一切なく、パッケージ版とダウンロード版それぞれのセールを自由に活用できる点が強みです。
そのため、ソフトの貸し借りや中古販売を利用したい方、価格差を比較してお得に購入したい方におすすめのモデルです。
PS5 デジタル・エディション(CFI-2000B01)
| PS5 デジタル・エディション(CFI-2000B01) | 詳細 |
|---|---|
| 商品イメージ | ![]() |
| 価格(税込) | 72,980円 |
| ディスクドライブ | なし |
| 対応ゲームソフト | ダウンロード版のみ |
| ネット環境 | 必須 |
| 本体保存メモリー | 1TB |
| 本体サイズ(幅×高さ×奥行) | 約390mm × 92mm × 260mm |
| 解像度/フレームレート | 4K/120fps |
| CPU | Ryzen Zen2 8コア/12スレッド |
| GPU | AMD Radeon RDNA 2-based graphics engine |
| レイトレーシング | 対応 |
PS5 デジタル・エディション(CFI-2000B01)は、ディスクドライブを搭載せず、すべてのゲームをオンライン経由で購入・プレイする設計のモデルです。
パッケージ版ソフトの読み込みやBlu-ray再生には対応しておらず、購入やインストール、再ダウンロードなどあらゆる操作を行うために常時インターネット環境が求められます。
ディスクの入れ替えや保管といった手間がなく、構造が簡素化された分だけ本体価格が抑えられており、読み込み音の静かさや発熱の少なさなど、日常的な快適さにも優れた強みがあります。
ネット回線が安定しており、ディスクを使う機会が少ない人やデジタル版を中心に快適に遊びたい人、より低価格でP¥買いたい人におすすめのモデルです。
PS5 デジタル・エディション 日本語専用(CFI-2200B01)
| PS5 デジタル・エディション 日本語専用(CFI-2200B01) | 詳細 |
|---|---|
| 商品イメージ | ![]() |
| 価格(税込) | 55,000円 |
| ディスクドライブ | なし |
| 対応ゲームソフト | ダウンロード版のみ |
| ネット環境 | 必須 |
| 本体保存メモリー | 825GB |
| 本体サイズ(幅×高さ×奥行) | 約358mm × 96mm × 216mm |
| 解像度/フレームレート | 4K/120fps |
| CPU | Ryzen Zen2 8コア/12スレッド |
| GPU | AMD Radeon RDNA 2-based graphics engine |
| レイトレーシング | 対応 |
PS5 デジタル・エディション 日本語専用(CFI-2200B01)は、2025年11月21日に発売された日本市場向けのデジタル専用モデルです。
海外アカウントには対応しておらず、ディスクドライブを搭載していないため、パッケージ版ソフトの利用やBlu-ray再生はできません。
日本のPlayStation Storeで購入したダウンロード版ソフトのみを扱う仕様であり、基本的な使い勝手や機能面は通常のデジタル・エディションと変わらない特徴があります。
内蔵ストレージ容量が825GBと少ない分だけ価格が抑えられており、パッケージ版を使わずにダウンロード版のみで、できるだけ低価格でPS5を購入したい人におすすめのモデルです。

PS5 Pro(CFI-7000B01)
| PS5 Pro(CFI-7000B01) | 詳細 |
|---|---|
| 商品イメージ | ![]() |
| 価格(税込) | 119,980円 |
| ディスクドライブ | なし |
| 対応ゲームソフト | ダウンロード版のみ |
| ネット環境 | 必須 |
| 本体保存メモリー | 2TB |
| 本体サイズ(幅×高さ×奥行) | 約388mm × 89mm × 216mm |
| 解像度/フレームレート | 最大8K |
| CPU | Zen 2 8C16T 3.5–3.85 GHz |
| GPU | RDNA 3 60 CU≈16.7 TFLOPs |
| レイトレーシング | 対応 |
PS5 Pro(CFI-7000B01)は、既存のPS5を基盤に設計され、GPU性能・CPU処理能力・メモリ帯域を総合的に強化したハイエンドモデルです。
従来機からコンピュートユニット数とメモリ転送速度が向上しており、対応タイトルでは4K解像度や高フレームレートの両立、さらにAI超解像技術「PSSR」による滑らかで精細な映像表現が可能です。
また、内蔵ストレージが2TBに拡張されたことで、複数タイトルの同時インストールや容量の大きいゲームデータの管理がより快適になっています。
すべてのタイトルが性能強化に最適化されているわけではありませんが、画質・動作安定性・没入感のすべてを追求したいユーザーにおすすめの最上位モデルです。
PS5を安く購入したい人は2025年11月21日に発売した日本語専用モデルがおすすめ!
PS5をできるだけ安く購入したい人には、2025年11月21日に登場した「PS5 デジタル・エディション 日本語専用モデル(CFI-2200B01)」がおすすめです。
このモデルは日本国内向けに設計されており、本体言語が日本語に固定されている代わりに価格が55,000円と通常モデルより大幅に安く設定されています。
ディスクドライブを省いたシンプルな構造ながら、SSDによる高速読み込みや3Dオーディオなどの基本性能は変わらず、ゲーム体験の質を損なうことはありません。
そのため、ダウンロード版ソフトのみで十分という人や、コストを抑えて最新のPS5を手に入れたい人は、この日本語専用モデルの購入を検討してください。
PS5とPS5 デジタル・エディションの違いはディスクドライブの有無
PS5とPS5 デジタル・エディションの違いは、ディスクドライブが付いているか付いていないかです。
PS5はパッケージ版ソフトをそのまま使えるため、店頭で安く買ったり、遊び終わったソフトを売ったり、人に貸したりといった使い方ができます。
PS5 デジタル・エディションはディスクを使わず、ソフトはすべてダウンロードで管理する形になるため、入れ替えの手間がなく、購入から起動までが非常にスムーズです。
この違いは性能の差ではなく遊び方の違いなので、普段どのようにソフトを買って遊んでいるかを基準に選ぶことが重要です。
PS5 デジタル・エディションで後悔しない人はダウンロード版だけで遊ぶ人
PS5 デジタル・エディションで後悔しないのは、最初からダウンロード版ソフトだけで遊ぶと決めている人です。
普段からPlayStation Storeでセールを利用してソフトを購入し、ディスクの入れ替えや保管を面倒に感じている人であれば、使い勝手はむしろ良くなります。
パッケージ版を買う予定がなく、中古売買やソフトの貸し借りにも興味がない場合、ディスクドライブがないことで困る場面はほとんどありません。
ダウンロード購入が当たり前の遊び方に慣れている人にとっては、PS5 デジタル・エディションは不便さを感じにくい選択肢です。
PS5でデジタル・エディションを買ってはいけない理由
PS5でデジタル・エディションを買ってはいけない理由は、以下のとおりです。
- パッケージ版のソフトをプレイできない
- PS4ソフト(パッケージ版)をアップグレードできない
- DVD・Blu-rayをPS5で視聴できない
- ダウンロード版はソフトが安くなる時期がおよそ決まっている
- ソフトが売れない、中古ソフトが買えない
これらはすべてディスクドライブを搭載していないことによって生じる制限であり、遊び方の自由度やソフト購入の選択肢、さらにはお金の使い方そのものにまで影響します。
これらの制限を理解せずに購入すると、後から不便さや損をしている感覚を持ちやすいため、以下の章でそれぞれの理由を詳しく解説していきます。

パッケージ版のソフトをプレイできない
PS5 デジタル・エディションでは、標準状態ではパッケージ版のゲームソフトを使用できず、購入や管理はダウンロード版が前提になります。
そのため、店頭で安く販売されている新品や中古ソフトを購入したり、ディスクを貸し借りして遊ぶといった使い方は、そのままではできません。
外付けディスクドライブを追加すればパッケージ版の利用は可能ですが、その分だけ追加費用が発生し、本体価格の安さというメリットは小さくなります。
最初からパッケージ版を使う可能性がある場合は、追加コストや手間を考えると、デジタル・エディションは選びにくいモデルになります。
PS4ソフト(パッケージ版)をアップグレードできない
PS5 デジタル・エディションでは、PS4のパッケージ版ソフトを使ったアップグレードが、そのままでは行えません。
PS4ディスクを所有している場合、通常はディスクを読み込ませてPS5版へアップグレードしますが、ディスクドライブがないため認証ができません。
外付けディスクドライブを接続すればアップグレード自体は可能になるものの、ディスクの挿入が毎回必要になり、追加費用も発生します。
PS4のパッケージ版ソフトを多く持っている人にとっては、アップグレードの手間とコストを考えると、デジタル・エディションはおすすめできません。
DVD・Blu-rayがPS5で視聴できない
PS5 デジタル・エディションでは、DVDやBlu-rayといった映像ディスクを再生することはできません。
ただ、近年は映画やアニメの視聴手段がサブスクリプション中心に移行しており、ディスクを再生する機会自体は以前より減っています。
NetflixやPrime Videoなどで視聴を完結させている人であれば、この仕様が日常的な使い方に影響する場面は多くありません。
映像ディスクを頻繁に利用している人や、PS5を映像再生機としても使いたい人は通常のPS5を購入するか、あとで外付けディスクドライブを購入するかの二択になります。
ダウンロード版はソフトが安くなる時期がおよそ決まっている
PS5のダウンロード版ソフトは、PlayStation Storeにおけるセール時期が毎年ほぼ固定されており、価格が下がるタイミングが限定されています。
主に春のスプリングセール、夏のサマーセール、11月下旬のブラックフライデー、年末年始のホリデーセールといった大規模セール期間に割引が集中します。
そのほかにもDays of Playやゴールデンウィーク、東京ゲームショウ開催時期など定例セールは存在しますが、基本的には決まった時期以外での値下げは期待しにくい構造です。
このため、パッケージ版のように中古流通や店舗独自の値下げで柔軟に安く買うことができず、購入時期の自由度が低い点がデジタル・エディションのデメリットといえます。
ソフトが売れない・中古ソフトが買えない
PS5デジタル・エディションでは、購入したソフトの売却やソフトを中古で安く買うといったことができない制限があります。
ダウンロード版ソフトはアカウントに紐づいて管理されるので、物理ディスクのように所有物として貸したり、売ったりなどができません。
安価な中古ソフトを選んで遊ぶことや、遊び終えたソフトを売却して次の購入費用に充てるといった一般的な使い方はできないので注意。
ソフトの購入から手放すまでの自由度が低くなる点は、長期的な遊び方や出費を考えるうえで事前に理解しておく必要があります。
旧型PS5のCFI-1100やCFI-1200は生産終了のため中古でしか入手できない
旧型PS5のCFI-1100やCFI-1200シリーズはメーカーでの生産がすでに終了しており、2025年現在は中古品または新古品でしか入手できません。
2023年11月に新型のCFI-2000番台が発売されたことで、PS5の製品構成が刷新され、旧型モデルは正規流通から順次外れていきました。
現在、家電量販店や公式販売網では旧型の新品在庫はほぼ残っておらず、入手手段はリユースショップや個人間取引に限られるため、保証の有無や使用状況を個別に確認する必要があります。
このような背景から、旧型PS5を選ぶ場合は価格だけで判断せず、生産終了モデルであることを前提に条件やリスクを理解したうえで購入する判断が求められます。

新型PS5シリーズはすでにECサイトや店舗で普通に売ってる
新型PS5シリーズは供給が安定しており、現在は各ECサイトや実店舗で抽選を経ずに通常購入できる状態が続いているため普通に買うことができます。
最新ラインナップには日本語専用モデルやPS5 Proなど上位モデルが含まれており、価格帯や仕様の違いはあるものの、いずれも流通量が確保されているためです。
Amazonや楽天ブックスなどの主要ECサイトでは先着順での販売が常態化しており、家電量販店やゲーム取扱店でも在庫があればその場で購入できるケースが増えています。
このように、新型PS5は発売初期のような入手難の状況からは脱しているため、購入時はモデルや価格、付属品の違いを基準に選ぶ判断が現実的です。
PS5の種類とまとめ
現在購入できるPS5は、Slimモデル、デジタル・エディション、日本語専用モデル、Proモデルの4種類があり、本体仕様や価格、ディスクドライブの有無によって明確に区分されています。
それぞれのモデルは、パッケージ版を使うかどうか、性能をどこまで求めるか、初期費用をどれだけ抑えたいかといった利用スタイルの違いに合わせて設計されています。
ディスク版とデジタル版の違い、日本語専用モデルの制約、Proモデルの性能強化と価格帯を整理して理解すれば、自分に不要な機能や将来的な不便を避けた選択がしやすくなります。
PS5選びでは価格だけを見るのではなく、普段のソフト購入方法や遊び方を基準にし、長期的に納得できるモデルを選ぶことが重要です。
できるだけ安くPS5を購入したい人は、ダウンロード版のみで遊ぶ前提を受け入れたうえで、日本語専用モデルを選んでおけば大きな失敗はありません。





